カテゴリ
以前の記事
2017年 02月 2013年 04月 2012年 06月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 外部リンク
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
その他のジャンル
ブログパーツ
最新の記事
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
1
8月14日 杉並公会堂 Aスタジオ
ピアノ教室の生徒 Mさんが15日に77歳のお誕生日を迎えられました。 喜寿のお祝いコンサートの話が持ち上がったのは2月のコンサートの打ち上げの席で。 その後間もなく震災が起こり、被災地への様々な想いと共に時はアッという間に過ぎ去ってしまった感があります。 誰にとってもこんなにあっけなくこの日を迎えるなんて想像も出来なかったことでしょう。 慌ただしい気持ちで練習に励んでいましたが、猛暑日にも見舞われ無事にコンサートが開催される事を祈る日々でもありました。 今回はUさんの司会で。 優しく落ち着いたお話ぶりが大好評でした。 ![]() 暖かい雰囲気の中で演奏することが出来るのは幸せです。 Tさんはずっと追求しているシューマンのユーゲント(子供のための)アルバムから 「楽しき農夫」と「初めての哀しみ」を。 ちょっと上がって立ち止まってしまいましたが、最後までシッカリ弾いてくれました。トップバッターは辛いですね。 「楽しき農夫」はとてもポピュラーな曲。 「はじめての哀しみ」は初めての失恋を表現しているのでしょうか? 子供が弾くには感情表現に難しいところのある曲です。 Sさんはカバレフスキーの子供の為により、「小さな歌」「エチュード」を。 ハードな編集の仕事をしているSさんは連日徹夜でピアノどころでは無いのに、Mさんへお祝いをと短い時間で頑張ってくれました。 暫く弾いていなかったせいでタッチが固くなってしまったので、指を伸ばして練習するようアドヴァイスをしました。 忠実に実行されて本番は驚くほど豊かな音色で「小さな歌」を聴かせてくれました。 Nさんが弾いたのはバッハのガボット。原曲はヴァイオリンの曲ですが、左手で弾くように編曲されたもの。 右手が腱鞘炎を患ってしまい左手だけで弾く曲をと始めましたが、左利きのTさんにとっても難しかったようです。 左手だけで弾くように編曲されたものはとても勉強にはなりますが、ピアノは元来両手で弾くものと言うことが実感されます。 しかし「とても左手だけで弾いているとは思えない」と、その表現の豊かさが絶賛されていました。 バッハの作品は誰がどのように弾いても伝わるものが多いなぁとも。 ![]() この曲は同じようなパターンが繰り返されます。今、何調で弾いているのかを意識していないと途中で何処を弾いているのか分からなくなってしまう。 美しさとは裏腹に結構、曲者ではあります。 練習では苦労されていましたが本番はバッチリ。味わいのある素敵な「月光」です。 皆が憧れ、敬愛するきょう子さん! ![]() Aさん、Iさん、UさんとIさんの長女Yちゃん、そしてNさん、Sさん Tさん 「翼を下さい」をUさんNさんのリコーダーと皆の歌で。 「世界でひとつだけの花」をIさん親子で。 「瑠璃色の地球」をAさんが。 カラオケで鍛えた美声と歌い回しで聴かせるものがあります。聴きに来て下さった方々から喝采を浴びて、Mさんも嬉しそうに聴き入っていました。 最近はカラオケで練習できるので歌の上手な人が増えていますね。 宮城県出身のTさんが復興への願いを込めて弾く「ふるさと」 会場の皆さんも一緒に歌って復興を祈りました。 ![]() 休憩後何時も出演して下さるH先生がシューマンの「子供の情景」を演奏。 かつてMさんがお稽古したことのある曲だったことを憶えていて下さり、プレゼントにと。 余りにも有名なこの曲、中でもトロイメライは単独でも演奏されますが、H先生は13曲全て弾いて下さいました。 一つ一つの表情を的確に表現されて、この日のために多くの時間を費やされた事がわかります。 優しく誠実なH先生に感謝です。有難うございました。 最後にフォーレのノクターン4番を。 テーマの夢見るような優しい美しさに惹かれて、お祝いに相応しいかと取り上げました。 しかし、聴くのと弾くのとでは大違い。 メロディーの優しさと和声の美しさをバランスよく弾くこと、微妙なリズムの揺れをコントロールすること、やや激しい中間部のたくさんの音を整理すること等々どれを取っても難しくて閉口しました。 課題は沢山残り、中途半端に終ってしまってプレゼントには・・・ もっと余裕を持って弾ける曲を選ぶべきだったと反省です。 当日は相変わらず34度の猛暑日。全員出演することが出来てホッと胸をなで下ろしました。 ごく内輪でと考えていましたがTさんとNさんがお客様をお招きして、この暑さの中を沢山の方が聴きに来て下さり、感動と感謝の気持ちでいっぱいのコンサートとなりました。 コンサート終了後は勿論お祝いの宴へ。 ![]() ![]() そしてNさんのアイディアでこの日の写真と、其々工夫を凝らし心をこめたお祝いカードをアルバムにして・・・ 素敵な「喜寿の会」 皆さん有難うございました ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ▲
by akoy28
| 2011-08-18 11:07
| 音楽
1 |
ファン申請 |
||